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10年以上放置していたギターのサビは重曹で落ちるのか試してみた

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自宅の物置に10年以上も前から放置していたギターをひさしぶりに確認してみたら、やっぱり錆びていた。特にサビが酷かったレスポールがあまりにも気の毒だったので、重い腰をあげてサビをどうにかしようとメンテナンスしてみた。

ブリッジやピックアップカバーが錆びている

レスポールのブリッジとテールピース、そしてピックアップカバーのサビが目立つくらいに酷いので、これらのパーツをメインにメンテナンスする。

各部品のサビは緑色になっていて、これは銅や真鍮などの金属が酸化して発生する緑青(ろくしょう)というサビらしい。

部品ひとつのテールピースと違って、複数の部品で構成されているブリッジを分解するだけでも気が遠くなる。錆び取りのために初めて分解を試みたけど、バラバラになった状態の写真を撮り忘れるくらい面倒な作業だった。

ピックアップカバーをメンテナンスのため取り外した。はんだ付けされている二箇所を外すだけだから簡単だと思っていたけど、手持ちのはんだこての調子が悪かったおかげで、想像以上にかなり苦戦を強いられた。結局、はんだ付けされた箇所をカッターで切り離した。

重曹とクエン酸を使う

錆落としには、ダイソーでも購入できる重曹とクエン酸を使用する。アルカリ性の重曹が研磨剤の役割で、酸性のクエン酸がサビを溶かす役割になるらしい。

分解したブリッジの部品とテールピースを水に浸して、適当に重曹とクエン酸を入れて放置する。重曹とクエン酸が反応してブクブクと泡が発生する。

ピックアップカバーも同じように、水に浸して重曹とクエン酸を入れて放置する。写真を撮り忘れていたから、既に数時間ほど経過して緑色のサビが落ちている。

重曹とクエン酸に浸した

重曹とクエン酸を入れた水に浸して4時間くらい経過した時点で、緑色のサビはほとんど目立たなくなっていたけど、そのまま一晩放置してみた結果、緑色のサビは落ちたみたいだけど、サビによって表面が腐食した白サビが残った。

紙やすりで研磨した

白カビを取り除くには削るしかないみたいなので、金属を磨くためのピカールなんかがあれば良かったけど、自宅には紙やすりしかなかったので、2000番の紙やすりを使ってとりあえず研磨してみた。ツルツルピカピカにはならなかったけど、光が反射するようにはなった。今回は道具や知識が足りないので研磨はこれまでにした。

まとめ

ギターのブリッジやピックアップカバーの錆び取りを実行してみて、重曹とクエン酸で思っていた以上にサビが落ちたことには感動した。

白カビの研磨は中途半端になってしまったので、何かしらの方法で改めてピカピカになるように挑戦してみる。

道具不良や知識不足で分解する工程が思っていた何倍も苦戦して何故か腰が痛くなるほど大変だったけど、綺麗にはなったので満足した。

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