フラーハウスで厄介者扱いのフェルナンドの魅力
NETFLIXで配信されているフルハウスのスピンオフシリーズ「フラーハウス」を最近何回も観ちゃっている。
そんなフラーハウスに登場するキミーギブラーの夫「フェルナンド」は、みんなから厄介者扱いされている役柄なんだけど、個人的になぜかハマった。
役者が本当にアルゼンチン出身
名前:フアン・パブロ・ディ・ペイス(Juan Pablo Di Pace)
生年月日:1979年7月25日
出身地:アルゼンチン/ブエノスアイレス
職業:俳優、歌手
後半はあまり見られなくなった気がするけど、スペイン語でまくしたてるようなセリフだったり、キミーに捧げる歌で披露される歌声など、作中で頻繁に出てくるフェルナンドのアルゼンチン出身のネタは、本人がアルゼンチン出身だから演じられるあのクオリティだったわけだ。
フェルナンドの名前が長い
フェルナンド・ヘルナンデス・ゲレロ・フェルナンデス・ゲレロ
役柄で笑わされるのはもちろんだけど、フェルナンドの名前が長くて何言ってるのか分からないというのもネタっぽい。本当に何言ってるか聞き取れなかったから、名前に「ゲレロ」が二回も含まれているのも調べて初めて分かった。ゲレロは、スペイン語圏のファミリーネームらしい。他にも、落ち着きがなく他人を困らせるいたずらな人のことを示す用途もあるらしいから、フェルナンドのキャラクターにピッタリ。
女癖が悪い役柄だったのに
初登場時には、女癖が悪くて浮気が原因でキミーと別居しているという状況から始まったため、フェルナンドというキャラクターはなんとなく印象が悪かった。
だけど、キミーとのよりを戻そうと必死に頑張る行動が女々しくて、厄介者として扱われていたフェルナンドが、いつしか憎めないキャラクターのようになっていた。
DJの三男トミーが生まれて初めて髪の毛を切るというシーンでは、美容師経験があるフェルナンドが散髪することになる。登場するたびに何かやらかしそうなフェルナンドだから、めちゃくちゃな髪型にしてしまう展開になるのかと個人的にハラハラしていたが、何事もなくちゃんと対応しただけでなく、トミーにとって初めての散髪にみんなと一緒になって感動して泣いていたのもほっこりさせられた。
DJの長男ジャクソンが飲酒してしまったときに、フォローしてあげたフェルナンドの境遇にも感動させられたのが印象に残っている。
まとめ
シーズンを重ねるごとに、女癖が悪いというよりも家族を愛しているだけでなく良い人という印象が増していくところが、厄介者のような扱いをされているのに憎めないフェルナンドというキャラクターの魅力なのかなとフラーハウスを観ながらしみじみ思う。
実際にこんなお父さんだったらめんどくさいかもしれないけど楽しそうだよね。