アバレンボウルの攻略メダルや隊員証の当選確率というのは何なのか
くじガシャポンシリーズのウルトラマンアバレンボウルとは、専用のメダルを1枚スキャンして抽選ゲームが遊べるウルトラマンのメダルゲームのこと。ゲームを遊ぶ際に使用するメダルは、100円のガシャポンなどから入手できる。そして、ゲームの抽選に当たるとレアメダルがゲットできる。
そうなのだ、これは「くじガシャポン」という名前の通り「くじ」であり、公式サイトでも「抽選ゲーム」と称されていて、さらには「レアメダルの当選確率がアップする」といった仕組みまで搭載されていることから、紛れもない「確率ゲーム」なのだ。
そんな確率ゲームであるアバレンボウルには、前述したように当選確率がアップするという「攻略メダル」や「隊員証」という仕組みが存在する。
アバレンボウルの当選確率とは
アバレンボウルにおける当選確率とは一体何なのか。公式サイトの情報などから考えるとアバレンボウパワーの上昇が当選確率アップというように読み取れる。
ゲームにおいてシリーズマークの説明中に、ペガかブースカのどちらかが「シリーズマークを揃えるとボスを撃破しやすくなるよ〜」って言っていたから、アバレンボウパワーが高いほどボスを撃破しやすくなる、言い換えれば当選確率がアップするという解釈になるが、果たして本当だろうか。
アバレンボウルのボタン操作
ボタン操作で建物や怪獣を撃破することでアバレンボウパワーが上昇するわけだが、ボタンをたくさん押しても、建物や怪獣を撃破できるとは限らない。適当に押しても撃破できることもある。
ゲーム中に登場するボタンを連打する操作については、「ボタン操作は、抽選率には一切影響しません。」といった注意書きが表記されているため、ムキになってボタンを押してもレアメダルが当たる確率が上がるわけではないということになる。
影響しないというわりには、ボタン操作を促す演出時には「おしまくれ!」とプレイヤーをあおってくる。子供たちが画面表示に従って一生懸命にボタンを連打している健気な姿を見ると、画面に表示される「一切影響しません」というフレーズがとても残酷に見える。
シリーズマークボーナス
ゲームに登場するボスと同じシリーズのアバレンボウメダルをスキャンすると、シリーズマークボーナスとしてアバレンボウパワーがプラスされる。
ガシャポンでメダルをたくさん集めてシリーズマークを揃えたところで、当然だけど必ずボスを撃破できるわけではなく、むしろシリーズマークが全く揃えられなかった時に撃破できたケースもある。
確率ゲームとは言え、シリーズマークボーナスってなんだったんだと思ってしまう。
攻略メダルの効果
アバレンボウル03弾より「攻略メダル」と呼ばれる当選確率がアップするという仕組みが登場した。
公式サイトによると、攻略メダルに該当するアバレンボウルシリーズのメダルをスキャンすることで、アバレンボウパワーがプラスされ、当選確率がアップするという。
現時点での03弾で攻略メダルに該当するシリーズは、00弾から03弾ということで、これまでのガシャポンもしくはゲーム機体から入手できるメダルは全てが対象となり、もはや攻略メダルによる恩恵は標準装備みたいなもんになっている。
03弾で少し前にプレイした時には、過去のシリーズのメダルをスキャンしたときに攻略メダルの扱いにならなかった記憶があるけど、仕様が変わったのか気のせいなのかよくわからない。
公式サイトでは「03弾の攻略メダルはこれだ!」ということで該当シリーズが紹介されている様子からすると、今後は攻略メダルの対象が全てではなくなる可能性があるのだろう。
隊員証の効果
アバレンボウルが登場した当初から実装されている「アバレン防衛隊 隊員証」というカードでポイントを貯める仕組みがある。
カードをスキャンすることでポイントが貯まり、一定数に達するとアバレンボウパワーがプラスされて当選確率がアップするらしい。
カードをスキャンするたびにポイントが貯まるだけであって、毎回アバレンボウパワーがプラスされるわけではない。
隊員証は、1回400円のガシャポンで入手することができる。カード1枚とメダル1枚がセットになっている。メダルは、ウルトラエナジーメダルが付いてくる。このウルトラエナジーメダル欲しさに何回もやってセブンしか出なかったのは苦い思い出だ。
確率ゲーム恐るべし
公式サイトやゲーム中のナビゲーターであるペガとブースカのセリフから考えると、当選確率アップとはアバレンボウパワーの上昇を意味していると捉えるしかないが、経験からするとアバレンボウパワーは当選確率にそれほど関係なさそうだ。
攻略メダルに加えて3枚のレアメダルによるシリーズマークボーナス、そしてウルトラエナジーメダルの属性一致、タイガになってから登場したアクセサリー、そして隊員証によるボーナス付与、ボーナスポイントが付与される条件を全て満たしたとしても、ラストに待ち受けているボスに「ぼん・・・」と、あっさり負けてしまった。
既に冒頭で述べたように、そうなのだ、これは紛れもない「確率ゲーム」なのだ。恐るべしくじガシャポン。
大人はこういった状況にドライになってしまいそうだが、レアメダルが欲しいという目的が同じであるはずの子供は純粋にゲームを楽しんでるんだよね。