S-COBAN

BLOG

Lightningテーマのコピーライト「Powered by」をスマートに削除する方法

WoredPress

WordPressのLightningというテーマのフッターに記載されている、コピーライト「Powered by」を削除する方法を紹介する。

Powered by WordPress with Lightning Theme & VK All in One Expansion Unit by Vektor,Inc. technology.

公式サイトでは、コピーライト表記を変更することができる有料のプラグイン「Lightning Copyright Customizer」を配布しているが、有料ということで申し訳ないが別の方法で対応させてもらう。

function.php にコードを追加する

コピーライトの「Powered by」を削除する方法としては、CSSで要素を非表示にするとか、コピーライト表記を出力する箇所のコードをコメントアウトまたは編集するなど、いくつかの方法が挙げられている。

しかし、CSSで要素を非表示にするのは、見えないようにしているだけでHTMLは出力されたままというのがモヤモヤ、コードを編集するのは子テーマにしていたとしてもカスタマイズの対象になるファイルをあまり増やしたくない。

というわけで、function.php でサクッと気軽に対応する。

add_filter('lightning_footerPoweredCustom', function(){ return; });

どうだろうか?このたった1行をfunction.phpに追加するだけで、不必要なHTMLを出力させることなく、カスタマイズ用のファイルを余計に増やすこともなく、フッターに君臨する「Powered by」の表記を消すことができてしまうのだ。

解説

コピーライト表記を出力している「footer.php」から、関数「lightning_the_footerCopyRight」が呼ばれている。

/*
  CopyRight
/*-------------------------------------------*/
function lightning_the_footerCopyRight() {
	// copyright
	/*------------------*/
	$lightning_footerCopyRight = '<p>' . sprintf( __( 'Copyright © %s All Rights Reserved.', 'lightning' ), get_bloginfo( 'name' ) ) . '</p>';
	echo apply_filters( 'lightning_footerCopyRightCustom', $lightning_footerCopyRight );
	// Powered
	/*------------------*/
	$lightning_footerPowered = __( '<p>Powered by <a href="https://wordpress.org/">WordPress</a> & <a href="https://lightning.nagoya" target="_blank" title="Free WordPress Theme Lightning"> Lightning Theme</a> by Vektor,Inc. technology.</p>', 'lightning' );
	echo apply_filters( 'lightning_footerPoweredCustom', $lightning_footerPowered );
}

関数「lightning_the_footerCopyRight」は「inc/template-tags.php」に記述されていて、コピーライト表記の「Powered by」を出力する箇所が apply_filters で「lightning_footerPoweredCustom」をフィルターできるようになっているので、何も出力しない処理でフィルターフックさせた。とてもスマートではないでしょうか?

おそらく、有料版でフッターをカスタマイズするための機能を加えるために、汎用的なプログラムを実装してあるんだと思う。