江頭2:50がYoutubeチャンネルを開設してネットが沸く
お笑い芸人の江頭2:50が、2月1日にYoutubeチャンネル「エガちゃんねる」を開設したことでネットでは話題になっている。
ここ最近のタレントによるYoutubeデビューが相次ぐ中でも、彼の芸風からYoutuberに向いているといった評価も高く、エガちゃんねるでの今後の活躍が期待されている。
動画では、1年間でチャンネル登録100万人を目標にしていたが、開設からわずか6日で70万人を突破していることから、いかに彼のネットユーザーからの人気が熱いかが窺い知れる。
10年ほど前に知り合いから聞いた「江頭2:50はネットで叩かれないタレント」というのが、まさにインターネットを土俵にしたYoutubeという媒体によって、その人気ぶりが顕著に現れたんだなと思う。
特に「めちゃイケ」や「ぷっすま」が終了してから、テレビに出演する機会が少なくなったというのもあって、加えてその活躍の場がYoutubeであることから、江頭2:50を待ち望んでいたネットユーザーは歓迎ムードのようだ。
江頭2:50が好かれる理由
布袋寅泰の楽曲「スリル」に合わせて暴れ回る破天荒な芸風の江頭2:50が、これほどまでに人気なのは、動画でも語られているようにそのギャップに人々は惹かれるのだろう。
有名なエピソードとしては、東日本大震災の時に借金をしてまで支援物資を購入してトラックで自ら被災地の福島県いわき市まで届けに行ったそうで、芸人ということがバレないように変装していたらしい。
他にも様々なエピソードがあるようだけど、どのエピソードにしても芸風からは考えられない真面目で男気あふれる「いい人」という素顔が、テレビで大暴れする破天荒な江頭2:50との大きなギャップを生み出し、特にそういった噂が多いインターネット上での高感度が高いのだろう。
エガちゃんねるで配信された動画の中には、そんなネットで語られる男気ある江頭の名言の真相に迫る内容もアップされていて、かっこいいセリフに照れるエガちゃんの様子に視聴者も反応しているようだ。
動画のクオリティがヤバイ
初回の動画を視聴してみると、お馴染みのハイテンションで「やりたいことを全部やってやる」と期待に応えるような気合いで始まり、「伝説残すぜ!炎上上等だぜ!」とアカウント停止にも臆せず「お尻習字」にチャレンジするという、なんともエガちゃんらしいとも言える内容に仕上がっている。
そして、ボクにとっては良い意味で予想を裏切られたのが、配信された動画のクオリティだった。
テロップや効果音を加えた程度の動画をなんとなくイメージしていたけど、オープニングや次回予告などが盛り込まれており、しっかりと番組として構成された動画になっていたことに驚いた。
さらに、海外からの視聴も意識しているようで、チャンネルの概要欄や動画にも登場する「BADAAS SAMURAI(BADAAS=ヤバイ)」という異名を掲げて、和風テイストの楽曲やテロップによって日本をイメージさせる要素が盛り込まれており、コンセプトがしっかりしているという印象が強く残った。
所属する事務所の大川工業による企画だとはいえ、これだけ完成したクオリティで江頭2:50にスポットを当てた「エガちゃんねる」という番組が誕生したことに、インターネットユーザーが盛り上がるのも納得できる。
これから配信される動画にも期待しているところだけど、驚異的なスピードでチャンネル登録数が増加していることで、目標を達成するタイミングにも、おそらくみんな注目しているんだろうな。
追記:
開設からわずか9日間でチャンネル登録者数100万人を突破したお祝いの動画も配信された。登録者数の増加は勢いが止まらずまだまだ伸びているようで、ネットでの異常な人気ぶりが数値で明確になったかな。